お掃除洗剤の中で最も万能と言われる洗剤 “重曹” をご紹介いたします。
前回、“クエン酸” のご紹介時に、掃除はもちろん料理にも使えるとお伝えしたのですが、今回の重曹はお掃除にもお料理にも、更に純度100%のものは医療用にも使える更に万能なのです。
重曹のパッケージなどにも “何でも使える便利なアイテム” として紹介されており、重曹は使い方を知っているだけで、頑固な汚れを落とせるほどの洗浄力があり、1本持っているだけで、色々な洗剤の代用もすることができます。
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キッチン×重曹
そもそも重曹ってなに?
重曹の化学名は炭酸水素ナトリウムと言い、別名【重炭酸ソーダ】を略し【重曹】とよばれています。
むずかしい話はちょっと、、、
重曹は油汚れ、焦げ付きを落とすのが得意と覚えてもらえればOK!
粒子が細かく、研磨剤の役目もあります♪
重曹は掃除用・料理用・医療用があり、お料理用はベーキングパウダーの代わりとしても使用することが可能です。
医療用の重曹は純度100%で点滴や胃薬、火傷の治療にも使用しております。
それぞれ、純度が違うので、医療用はすべてに代用可能ですが、掃除用の重曹をお料理には使わないようにしましょう。
反対にお料理用を掃除に使用することも可能です。
キッチン×重曹
キッチンで重曹を使用できる場所
オーブンレンジ・電子レンジ・ガスコンロ・IHコンロ・冷蔵庫・魚焼きグリル・オーブントースター・シンク・排水溝・壁・作業台
オーブンレンジ・電子レンジ
耐熱容器に重曹大さじ1と水200mlを入れて電子レンジ(500〜600w)で5分加熱します。
30分ほど蒸らしてから布巾で拭くと、汚れとニオイを消すことができます。
ガスコンロ・IHコンロ
重曹を大さじ3杯、水大さじ1杯を容器に入れよく混ぜ、ペースト状の重曹を作ります。
ペースト状にした重曹をガスコンロやIHコンロにをたっぷり塗りこんでラップをかけ蓋をし10分から30分放置します。
時間が経ったら、そのままラップを丸めて、こすると油汚れもスッキリ落とすことができます。
油汚れがひどい場合は、ラップではなく、アルミホイルでこすると更にキレイに落とすことができますが、アルミホイルを使用する際は傷を付けないように、優しくこすりましょう。
シンク・排水溝
シンク全体に重曹粉末をたっぷり振りかけ、5分~10分置いてから、スポンジを使ってシンクや排水溝全体を擦り洗いしましょう。
スポンジでこすった後は、水でよく流すと、シンクの汚れも排水溝の嫌なニオイもスッキリさせることができます。
トイレ×重曹
トイレには黒カビやぬめりといった酸性の汚れが付きやすいので、重曹をスプレー状にして使用するのが効果的です。
水100mlに対し小さじ1杯を目安に、スプレーボトルに入れ、汚れがある場所に直接スプレーをします。
スプレーをした後すぐに、ぞうきんやいらなくなったタオルなどで拭きとりましょう。
トイレは雑菌などが多くある場所ですので専用のぞうきんなどを使用しましょう。
フローリング×重曹
フローリングの黒ずみやベタついてしまった部分に使用するのが効果的です。
べたつきの原因は足の裏から出る皮脂などが原因。
皮脂汚れにも重曹スプレーを使用するのがおすすめです。
ワックスなどを使用している場合は、何度も行うことによってワックスが剥がれてしまうことがあるので、半年に1度ぐらいの頻度を目安に行うようにしましょう。
重曹スプレーの作り方
水 100ml
重曹 小さじ1
水100mlに対し小さじ1杯を目安に、スプレーボトルに入れよく振ったら完成です。
時間が経つと成分が分解されると効果がなくなってしまうので、1週間以内に使い切りましょう。
重曹ペーストの作り方
水 大さじ1杯
重曹 大さじ3杯
容器に大さじ3杯の重曹と水大さじ1杯を入れ、よく混ぜたら完成です。
落としたい汚れの箇所に重曹ペーストを塗り、少し放置すると重曹と汚れを中和させることができます。
汚れを中和させた後、スポンジでこすると頑固な汚れも落としやすくなります。
消臭効果×重曹
重曹は消臭効果に優れているので、カーペットなどにふりかけ、しばらく置いてから掃除機で重曹を吸い取るとにおいが消える便利なアイテムです。
靴箱などニオイの籠りやすい場所にもおすすめです。
重曹を容器に入れておくだけで、消臭効果も抜群です。
可愛い瓶などに入れれば見た目もGOOD♪
まとめ
重曹は100円前後で買うことができ、重曹と水の分量を変えるだけで、軽い汚れから頑固な汚れまで落とすことのできる便利な洗剤です。
専用洗剤がなくても、重曹があれば代替で使用することもできるので、色々な洗剤を持ちたくないという方にもおすすめの1本です。